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安くなった?高くなった?当世ランドセル事情

2015/03/27

卒業式、卒園式も終わって来週からは入学式のシーズンですね。入学式と聞いてまっさきに連想するのは「ピカピカの1年生」と「ピカピカのランドセル」です。男の子は黒、女の子は赤と決まっていた筆者の時代とは違って、いまはパステルカラーから渋い色合いまで豊富に揃ったランドセル。「A4サイズ」が入ったりデザインもおしゃれだったりで、一生懸命しょっている子供たちも誇らしげです。

さて、そんな現代のランドセルはいったいいくらぐらいするのでしょう?昭和40年代からその価格の変遷を追ってみると

ランドセルの価格(概算)
昭和40年(1965年)3,500円
昭和50年(1975年)10,000円
昭和60年(1985年)18,000円
平成 7年(1995年)25,000円
平成17年(2005年)30,000円
平成25年(2013年)35,000円

となっています。上の数字は筆者の親や知人、友人に「誰それのランドセルっていくらだった?」と聞き取り調査をしたもので「これぐらいだったと思う」という程度の精度(しかも「覚えてない」も多数)ですが、ネット上で見つけたいくつかのサイトのものとそんなに遠くないようです。

少なくともこの10年ぐらいは30,000円~35,000円あたりが相場のようです。筆者がいま使っている安物カバンと比べるべくもなく、数字を見ればすぐに「高級だなあ」と思う値段です。それではこれを各時代の給料と比べてみましょう。

時代時代の新1年生の親の給料はわかりませんから、サンプルとして「サラリーマンの平均年収」との割合を見ていきましょう。さらにその横に「年収に対するランドセル価格の割合」の数字も置いてみました。

サラリーマンの平均年収年収に対するランドセル価格の割合
昭和40年(1965年)447,600円0.78%
昭和50年(1975年)2,053,000円0.49%
昭和60年(1985年)3,648,000円0.49%
平成 7年(1995年)4,572,000円0.55%
平成17年(2005年)4,368,000円0.69%
平成25年(2013年)4,140,000円0.85%

普及過程でまだランドセルが高級品だったと予想できる昭和40年代まで高かったパーセンテージが、ベビーブーム世代が入学する50年代に下降。しかしその後リーマンショック以降等による年収減少にも関わらず価格は上がって再びランドセルが高級品になっているのがわかります。

昨今は少子化が進み、「ひとりの子供にかけるお金が増えている」と言われます。入学などの大事な節目では両親・父方の祖父母、母方の祖父母という「6つの財布」からお金が出ると言われるほど。さらに晩婚化も進んだことで「おじ・おば」まで加えて財布は9つにも10にも増えているのだとか。つまりランドセルに対して「もっとお金をかけても良い」環境になっているのかも知れません。

ちなみに昨年の秋ごろ、ランドセルが「ヨーロッパで人気」「中国人観光客のお土産として大人気」というニュースを見ました。ヨーロッパでは若い女性のファッションアイテムとして、中国ではお子さんの通学用として人気なんだそうです。人気の秘密は「かわいい」「長年使える丈夫さ」「両手が使える安全性」です。新1年生たちには「世界で人気」のランドセルを背負って元気に学校へ通ってほしいですね!

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