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知っトク!お金まるわかり

安い?高い?タクシー初乗り410円

2016/09/02

ことしの4月、タクシー大手の日本交通が国土交通省に東京都内での初乗り料金を410円に変更する申請をしました。

対象となる地域は東京23区内と武蔵野市・三鷹市の営業区域。初乗り料金は現在「2kmまで730円」なのですが、これを「1.059kmまで410円」にすることで、高齢者や訪日外国人など「タクシーに乗りたいけど高くて…」という方にも利用しやすいようにしようという狙いです。

初乗り1.059kmを過ぎたあとは237mごとに80円を加算。すると約2kmで730円になるため、2kmでも現行の初乗り料金とほぼ同じ料金になるそうです。

いくらバスや電車の交通網が発達している都内でも、高齢者やベビーカーを利用する母親などが病院や買い物へ行ったり、訪日外国人など大きな荷物を持った方が慣れない都内で移動するのはなかなか難しいものです。

雨の日にも目的地の目の前まで行けて、運転手さんが荷物の上げ下ろしも手伝ってくれるタクシーを利用できたらすごく便利です。「料金さえ安くなれば」…多くの方が望んでいることは間違いありません。

実際に利用してみると

東京都内では8月5日から9月15日までの期間で実証実験中。いくつかのターミナル駅を起点に、タクシーが実際にこの初乗り料金体系で運行しています。

あるニュースで記者が新橋駅東口から銀座方面に向かってこのタクシーを利用してみたところ、初乗りの範囲内で行けたのは「銀座8丁目付近」まででした。

新橋駅東口から銀座8丁目というのは徒歩でも10分かからない距離(歩行距離にして500mほど)なのですが、都心は渋滞が多いため1.059kmに満たないうちにメーターが上がってしまうということなのでしょう。

ちなみに新橋から銀座までは都営浅草線なら170円(ICカードの場合165円)。都バスだと新橋から銀座のど真ん中4丁目まで210円(ICカードなら206円)です。

それに比べればタクシーはさすがに高いですが、いくら東京とは言っても出発地と目的によってはバスや電車だと不便なケースはありますし、お年寄りや小さいお子さん連れの方にとってはやっぱりタクシーが便利です。ぜひこの新料金体系が実現するといいですね。

などといろいろ検証してはみたものの、これは利用者が多く流しのタクシーもたくさん走っている東京のような大都会だから成立する話でしょうね…。

高齢化が進み、公共の交通網も整っていない地方都市のタクシー事情が今後どのようなものになるか、福祉タクシーや介護タクシーとはどんなものなのか、なども今後調べてご紹介していきたいと思います。

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