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市販薬も対象になる「医療費控除」を再チェック

2017/02/10

ことしも確定申告の季節がやってきました。2016年の医療費が10万円(総所得が200万円未満の人は総所得の5%)を超えた人は医療費控除が受けられますので、領収書などをもう一度チェックしてみましょう。

対象となる医療費は「治療のためのもの」。基本的には病院や歯科医院の窓口で支払った金額や処方薬の金額がそれにあたります。また、歩くのが困難な方の場合は通院のための交通費(タクシー代もOK)も合算してかまいません。

仮に病気やケガによって生命保険や傷害保険の保険金などを受け取った場合は、その保険金を受ける要因となった病気やケガにかかった医療費の金額から差し引き、残った額を申告する医療費としてカウントします。

メディカルフィットネスもかぜ薬も対象

関節等の治療の一環として整形外科併設のリハビリ施設で受けているリハビリや、生活習慣病の予防などのため医師の処方によって行っている「メディカルフィットネス」の利用料も医療費控除の対象になります。

また「市販のかぜ薬や胃腸薬」は医師の処方ではなくても治療のために購入したものですから、常識的な金額の範囲内なら医療費控除の対象になります。

家族分の合算もOK

さらに医療費控除は「家族の分を合算してOK」なことも覚えておきましょう。税金がいくら返ってくるかはその人の所得税率によって違います(所得が高いほど税率も高くなります)から「家族の中でいちばん所得の高い人」が家族分をまとめて医療費控除するのがお得になります。

過去5年までOK

仮に、ある年の医療費が10万円を超えていたのに申告をうっかり忘れた、という時も大丈夫。医療費控除は5年前のものまで申告できますから、過去5年以内に10万円を超えた年があったら、今からでも「その年分の確定申告」ができます。

現物の領収書やレシートが必要

確定申告で医療費控除を受ける際は「領収書やレシートを提出」することが義務付けられています。つまり2016年分はもちろん過去5年以内の医療費控除を申告する時も「その時の領収書やレシート」がなくてはいけません。それを1枚1枚合計して医療費の金額を算出します。

来年申告分からは「スイッチOTC枠」も

さらにことし2017年(申告は来年)から2021年の間は「セルフメディケーション税制」が始まります。

こちらは治療ではなく「健康の維持増進や疾病の予防」のために購入した「スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般医薬品のうち医療用から転用されたもの)」が対象。この購入額が1年間に12,000円を超えた分が医療費控除の対象になります。

例えば頭痛薬の「ロキソニンS」、鼻炎薬「アレグラFX」、胃腸薬「ガスター10」、水虫薬「ダマリンS」、塗り薬・貼り薬「バンテリン」などがスイッチOTC。またほとんどの総合かぜ薬もこの対象になりますので、1年間に12,000円を超えるご家庭はけっこう多いのではないでしょうか。

こちらは通常の医療費控除と併用できないため、どちらかを選ぶことになります。いずれにせよ領収書やレシートを提出する必要がありますので、必ず保管しておくクセをつけましょう!

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