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知っトク!お金まるわかり

欧州産のパスタとチョコが安くなる

2017/07/21

先日行われた日本と欧州連合(EU)による経済連携協定(EPA)の協議で、欧州産のパスタやチョコレートなどの食品を日本に輸入する際にかかっている関税について、その大半が撤廃されることが決まりました。

パスタとチョコはこれから10年をかけて関税を段階的に引き下げていき、最終的には関税がゼロになります。

パスタの関税

パスタには現在1キロあたり30円の関税がかかっています。わが家でもイタリア産の乾燥パスタをよく使いますが、その銘柄はどのスーパーでも安売り対象品になることが多く、いくつかのスーパーの値段を比べて安い方でまとめ買いしています。

ただ、国産に比べると決して安いものではないため、パスタを非常に頻繁に食べるわが家としてはその値段の差が家計に与える影響は少なくありません。それが10年後には少なくとも1キロあたり30円安くなるというのなら大助かりです。

チョコの関税

チョコには現在10%の関税がかかっています。これまたわが家は国内外産を問わずチョコレートが大好きで、たまにぜいたくして買うベルギーチョコレートの美味しさには特に目がありません。

こちらも元々値が張るものですから、さらに10%の関税は庶民にとって大きな痛手。これが10年後になくなるのであれば、かなり手が届きやすくなります。

チーズは微妙?

欧州産で美味しいものと言ってほかに思い浮かぶのがチーズですね。これに関しては現在29.8%もの関税がかかっているんだそうです。かなり高い率の関税です。

それが今回の日欧合意でどうなったかは各報道機関の記事をよく読んでもどう解釈していいか微妙なのですが、どうやらゴーダチーズ、パルミジャーノチーズなどの「ハード系チーズ」は「関税を段階的に引き下げて16年後に撤廃される」ことになったようです。

それに対してカマンベールチーズやモッツァレラチーズのような「ソフト系チーズ」に関しては「一定の枠を設けて、その枠内の関税を16年後にゼロにする」というように解釈できます。つまり一定の枠を除いた大部分は関税もこれまでどおり、ということなのでしょうか。

ワインは安くなる

そんなチーズによく合うワインはどうかというと、現在ボトル1本あたりに約93円かかっている関税が撤廃されます。つまり欧州産のワインは安くなります(今回の合意が発効するのは2019年だと言われています)。

これは最近日本で台頭著しいチリ産のワインを強く意識したもの。日本とチリの間では2019年4月にワインの関税が撤廃される見込みで、欧州産のワインはこれより先に安くしたいという狙いがありそうです。

本場のものが安くなるのは大歓迎です。さらにすごいのはきょう取り上げたどの品目も、国産品でも美味しいものがたくさんあることです。消費者としては価格競争によって欧州産も国産も安くなるなら言うことなしです。各国と日本の関税に関するニュースを今後も興味深く見ていこうと思います。

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