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知っトク!お金まるわかり

みんなで休むか、バラバラに休むか

2017/10/12

突然ですが、こちらのコーナーで「プレミアムフライデー」を初めてご紹介したのは2016年9月上旬のことでした。さて、みなさんの住む街では「プレミアムフライデー」が実施されていますか?

政府と経団連が推進を進めている「プレミアムフライデー」は「月末の金曜日は午後3時に仕事を終わらせて、夕方は買い物や旅行などへ出かけよう」という試み。

わが町でも駅前のチェーン系居酒屋さんなどでは午後の早い時間だと「生ビールが安い」とか「おつまみサービス」といったプレミアムフライデー用のサービスをかなり前から導入していて、いまも継続しています。

しかし、肝心の企業側で「午後3時に退社」という話は、少なくとも近隣企業では聞いたことがありません。3時退社はおろか「早めの業務終了」を実施している話も聞こえてきません。

そもそも「プレミアムフライデーは月の最終金曜日」と聞いた時「週末なので仕事を持ち越せない」とか「〆がある月末近くに早上がりなんかできない」という声はすぐにあちこちから上がっていました。

自社の勤務体制はともかく「取引先に迷惑をかけられない」というケースもあって最終金曜日の15時退社はかなり難しい状況。案の定プレミアムフライデーは定着せず、経団連では見直しを検討することを表明しました。

見直し検討が発表された時点では「月初にしてほしいという声が強い」とのコメントもありましたが、9月29日に行われた会見では「あくまでも月末を原則とするものの、状況に応じて曜日を変更したり地域や企業ごとに取り組みを変える」とのこと。

つまり「一斉に」とは行かないけれど、「できそうな時にやって定着させよう」という路線に切り替えるというわけです。「経済波及効果は5,000億円」と言われ、鳴り物入りで始まったプレミアムフライデー。日本人の元気回復、日本の景気回復につながるならぜひ定着して盛り上がって欲しいですね。

こちらは「散らそう」という試み

さて、当初は「みんなで一緒に!」を目指していたプレミアムフライデーとは対照的に「みんなと違う時に」楽しみましょう、という試みがあります。それは「キッズウィーク」です。

政府が推進を始めた「キッズウィーク」とは「地域ごとに夏休みなどの長期休暇の一部をずらし、それに合わせて親の有給休暇取得を促進する」というもの。

長期休暇を分散することで交通渋滞、交通機関の混雑を緩和し、旅行需要を喚起することで消費を活性化させることや旅行サービスの向上・安定化を図るそうです。

ここでいう「地域ごとに夏休みなどの長期休暇をずらし」「それに合わせて親の有給休暇取得を推進する」ためには「学校の協力」とともに「企業の協力」も必要になります。

「お盆や正月は帰省するので休めないと困る」という家庭は多いでしょうから「キッズウィーク」のために盆や正月とは別の時期に休暇を取るとなると「これまでより多く有給休暇を取る」必要があります。

「地域ごと」にその時期を決めるとなると「好きな季節が選べない」「業種によっては休むのが難しい」こともあるでしょう。こちらも日本全体に浸透すれば喜ばしいことですが実際はどうなるのか、注目しましょう!

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